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ドラマ『フェルマーの料理』 第6話「仲間を倒してこの店の頂点に立て」あらすじ&感想  (※ネタバレあり)

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みなさん、こんばんは!にむです。

ドラマ『 フェルマーの料理 』第6話終了。

今週は原作の内容も織り交ぜた話でしたね!

原作が連載中の作品なので、

今後はドラマ版オリジナルの展開も続きそう。

 

それでは、振り返っていきましょう(*^^*)

 

 

第5話までの感想まとめも合わせてどうぞ☟✨✨

 


 

第6話 あらすじ

 

岳(高橋文哉さん)は、亜由(白石聖さん)とランチ。

レストラン「K」のナンバー2であるスーシェフ・布袋(細田善彦さん)の話に。

彼女に指摘されて初めて、

自分は布袋を超える料理人にならなければ

海(志尊 淳さん)とふたりで料理の道を極めることはできないと気づきました。

勝負の世界にいる亜由の意見には説得力もあるし、かなり共感。

 

ただ、

これまでの経験から競争や闘争というものに気が乗らない岳。

 

そんなある日、

レストラン「K」が超高級ホテルのパーティー料理を監修することに。


海はそのコースを監修する代表シェフを

自分と布袋を除くコンペで決めると言いました。

「K」のメンバーに勝てば料理人としては成長&評価されます。

しかし、やはり岳は勝負事の雰囲気に気が引けてしまう。


尊敬する布袋とのやりとりからヒントを得て、

コンペを勝ち抜くべく自信の一品づくりに挑みます。

 

なかなか帰宅しない海を尾行した岳がたどり着いた先には、

密会を重ねる渋谷(仲村トオルさん)と淡島(高橋光臣さん)の姿が。

岳の知らない海の姿を知ることに。

 

そしてやがて迎えたコンペ当日。

岳が作った料理は――。結果は――。

 

第6話感想(※ネタバレ注意)

 

「K」のスーシェフ(副料理長)として海を支え、

厨房をまとめる布袋にスポットが当たるお話になりました。

廣瀬君の授賞式につながる内容で、

原作とドラマオリジナルの展開を上手くつなげてあるなと感じました。

 

過剰な憧れや謙遜はときに相手を傷つける

 

ちょっと重い副題になってしまいましたが、

第6話を見て一番感じたのはこれでした。

 

それまで自分のすべてだった数学の世界で、

圧倒的なライバルに打ちのめされて挫折を経験した岳。

以来、

競争や勝ち負けを決めることに苦手意識が生まれていました。

「布袋さんすごい」

「海さんみたいになりたい」

「勝ち負けなんて…」

 

と、第6話の岳は常に腰が引けていました。

 

私も勝負事や勝ち負けを決めることは苦手です。

だから、岳の気持ちもわかるつもり。

勝ち負けが決まる=自分の努力に順位がついてしまうことが

怖くて仕方ないので嫌なんです。

(それに人と争うなんて面倒臭い)

 

ただ、

競争意識もなく、

純粋に相手に対して憧れや尊敬の気持ちだけを向ける岳には

あまり共感できません。

「みんなで!」

「同志!仲間!」

「一緒に!」

 

これは確かに理想ですが、

料理の世界に限らず、現実はこんなに甘くないですよね。

 

自分の居場所を守るために、

嫌でも人と競わなければいけない局面もある。

知らないうちに勝敗が決まっていることだってある。

大小問わず、

勝負事を完全回避して生きていくことなんてできません。

特に岳のいる世界では、

「仲良しごっこだけでは越えられない壁・開かない扉」が

必ず存在します。

 

岳がそこに気づけないままこの調子で立ち居振舞うなら、

過剰な謙遜(≒自分サゲ)は、

岳の現状(海のお気に入り、期待されている)からして、

間接的に“相手へのサゲ”につながるんだろうな…と感じました。

(ちょっと屈折した解釈かもしれませんが…)

 

岳がコンペに出した料理には、

海が作ってくれた「卵かけご飯」と

布袋が自分の店を持っていた頃にスペシャリテとして提供していた

「仔牛のコートレット」のアイデアが取り入れられていました。

それを“まとめた”と表現した岳。

“布袋さんの実力を証明したくて”

このひとことで決定的に布袋を怒らせてしまいました。

 

自分の中での自分自身への評価と、

自分に対する周りの評価にギャップを感じることは多々ありますが、

こんな形で無意識に相手を傷つけてしまうってとても悲しい。

もちろん岳に悪意はなく、

相手に対してのまっすぐなあこがれや尊敬の気持ちから出た言葉だから余計につらかった…。

 

布袋の過去

 

孫六、蘭菜…ときて、今回は布袋の過去が明らかになりました。

ここは原作とドラマ版でちょっと違う部分です。

 

原作では、布袋は元・パティシエ

(強面ワイルド兄貴がまさかのスイーツを…!)

ということで、

「K」に入る前に自分で持っていたお店もパティスリーです。

(ドラマ版では普通のレストランの設定になっていました。)

だから

今回のコンペでデセール(デザート)担当なのかなと思いましたが、

さすがは海様。ここは別の思惑でした。あっぱれ。

 

スーシェフ(副料理長)として海を支え、

「K」のスタッフたちのまとめ役もつとめる布袋。

厳しさと優しさを備えたイイ兄貴分です。

そんな彼に岳が尊敬の念を抱くのも自然なこと。

 

加熱の時間厳守でソースを管理していた岳に

「頭で考えるな!感じろ!」と岳を𠮟咤するシーンもありました。

(don’t think feel!ってやつですね。)

物語冒頭で聞くこのセリフと、

物語終盤で聞くこのセリフは、180度印象が変化しました。

 

「俺はこの店でスーシェフやってて十分楽しいよ」

と布袋自身も言っていましたが、

海の下に身を置き、

「K」でスーシェフ(ナンバー2の立場)を務めるという状況に

自分の立場は揺らがないと油断していた部分があったようです。

岳の料理と自分の料理の差、

さらには、

自身が凝らした工夫をすべて言い当て、

プラスαまで提案されてしまうという、

正直かなり悔しい結果だったはずです。

 

その油断や慢心をズバッと抉られる描写はしんどいものがありましたが、

海は布袋に“シェフ”であってほしかったんですね。

最後の海との掛け合いはイイ感じでしたね(´;ω;`)

 

コンペの結果は、岳の勝利。

(ここもドラマ版ならではの展開)

 

海からパーティーの詳細を聞いた岳。

数学界隈では超有名な賞の授賞式であること、

その受賞者がかつてのライバルでもあり、

岳が数学の道をあきらめるきっかけになった人物であることを知り、

パニックを起こしてしまいました。

(岳~!大丈夫か~!しんどい時間が続くね💦)

 

…という感じでした!

第7話予告では海が倒れてるし、

味覚や嗅覚に支障が出るとかいうレベルではないのか!?

お願いだからバッドエンドはやめてー…!

 

コンペに懸ける「K」メンバーの心情も詳しく書かれているので

ぜひ原作も楽しんでほしいです|д゚)


 

 

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おわりに

 

ドラマ版『フェルマーの料理』

何話までで制作されているのかはまだわかりませんが、

最近は早くて9話くらいで終了するパターンもあるので、

早ければ残りあと3話ほどになりました。

楠瀬正美賞の話に突入するようなので、

原作の進行度を見てももう物語は終盤に差し掛かっていそうです。

 

過去を克服して成長するメンバーがいる一方で、

海の不安なフラグが立ちっぱなしなので怖いです💦

第7話以降、どんな展開になっていくのか今から楽しみです!

来週の金曜日は12月。

シリウスと、ヒイラギたちの輝きが続きますように。

 

それでは、また来週!(∩´∀`)∩ゴチソウサマデシタ🍴

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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